事業紹介
土木と管路の専門力で、暮らしと地域を支える総合建設業。
道路・橋梁・トンネル・河川といったインフラ整備から、
上下水道・港湾・管更生・管路維持、さらには冬期の除雪作業まで、当社は地域の安心と快適を支える多彩な事業を展開しています。
現場ごとに異なる条件に対応する高度な技術と、蓄積された経験を活かし、
暮らしの土台を支える総合建設業として、地域社会の発展に貢献しています。
道路工事は、国や地方自治体が行う重要な社会基盤整備事業です。安全で快適な交通環境を作り、地域の発展と生活の質を高めるため、計画的な整備を進めています。
道路工事は主に「新設工事」「改良工事」「維持·修繕工事」の3つの工事で構成されます。それぞれの目的や地域特性に応じて、最適な工法を選択し施工します。
新設工事は、新しい道路を一から建設する工事です。都市の拡大や交通網の整備に合わせて、高速道路から生活道路まで、様々な道路を建設します。用地取得、整地、排水設備の設置、舗装工事、橋やトンネルの建設など、幅広い作業を行います。
改良工事は、既存の道路をより使いやすく改善する工事です。高齢者や障害者のためのバリアフリー化として、歩道の拡幅や段差の解消を行います。また、道路の拡幅や見通しの改善、交差点の改良なども実施し、渋滞緩和や安全性向上を図ります。
維持·修繕工事は、道路の機能を保ち、長く使えるようにする工事です。舗装の補修、排水施設の清掃·修繕、橋やトンネルの点検·補強などを行います。これらの適切な維持管理は、安全確保とコスト効率の面で重要です。
最近では、ICT技術を活用した施工管理や、環境に配慮した舗装材料の使用、道路構造物の長寿命化技術など、新たな技術を積極的に導入しています。
このように道路工事は、地域の発展を支え、交通の円滑化と安全性向上に貢献する重要な事業です。快適で持続可能な道路環境を実現するため、高度な技術と専門知識が求められています。
当社は、道央圏連絡道路の新設工事や北海道各地での改良工事·舗装工事·情報ボックス工事など、地域の交通インフラ整備に貢献する重要な工事を手がけています。確かな技術力と豊富な経験を活かし、今後も安全で信頼性の高い道路工事に携わってまいります。
橋梁工事は、河川、渓谷、運河、海などを横断して橋を架ける重要な土木工事です。交通網の発展、地域間の連結、経済活動の支援に不可欠な社会基盤整備として位置づけられています。
橋梁工事は主に「下部工工事」「上部工工事」「補修·補強工事」の3つの工程で構成されます。それぞれの現場条件や目的に応じて、最適な工法を選択し施工します。
下部工工事では、橋を支える基礎部分を建設します。地盤調査、基礎杭の打設、橋脚や橋台の建設を行います。地質条件、荷重、環境条件を分析し、岩盤、砂地、軟弱地盤など、地盤特性に応じた工法を選択します。
上部工工事では、橋脚の上に実際の橋を建設します。鋼橋、RC橋、PC橋など、様々な形式に応じて専門技術を駆使します。送り出し工法、トラベラークレーン工法、ジャッキアップ工法など、多様な架設技術を用います。
補修·補強工事では、経年劣化した橋梁の機能回復と長寿命化を図ります。コンクリートのひび割れ補修、鋼材の防食対策、床版の補強、支承部の交換など、橋梁の状態に応じた適切な補修を行います。
最近では、3次元測量技術やICT施工管理システム、新素材を活用した補強技術、長寿命化技術など、新たな技術を積極的に導入しています。また、予防保全の観点から、計画的な点検と補修にも力を入れています。
このように橋梁工事は、地域の発展と交通ネットワークの形成に貢献する重要な事業です。安全性、耐久性、経済性を確保しながら、環境に配慮した橋づくりを実現するため、高度な技術と専門知識が求められています。
当社は、橋梁下部工事や架換工事、PC橋の上部工事、橋梁·補強工事など、地域の交通ネットワーク形成に貢献する重要な工事を手がけています。確かな技術力と豊富な経験を活かし、今後も安全で信頼性の高い橋梁工事に携わってまいります。
トンネル工事は、国土の7割を占める山岳地帯という日本の地理的特性から発展してきた重要な土木技術です。山岳地帯や海底、都市部での交通網整備、水路確保、インフラ設備の構築に不可欠な役割を果たしています。
トンネル工事は、地質条件や用途に応じて最適な工法を選択します。主な工法として「NATM工法」「シールド工法」「開削工法」があり、それぞれの特性を活かした施工を行います。
NATM工法は山岳トンネルの施工に適しており、岩盤の特性を活かした工法です。シールド工法は都市部での地下鉄や共同溝建設に使用され、地表への影響を最小限に抑えられます。開削工法は、浅い位置でのトンネル構築に用いられます。
トンネル補修工事では、覆工コンクリートのひび割れ補修、漏水対策、補強工事などを実施します。定期点検による変状の早期発見と適切な補修により、トンネルの長寿命化と安全性の確保を図っています。
最近では、AI技術を活用した地質評価システム、高精度な位置計測技術、自動化施工技術など、新たな技術を積極的に導入しています。また、環境負荷の低減や施工の安全性向上にも力を入れています。
このようにトンネル工事は、国土の制約を克服し、交通網の整備や地域の発展に貢献する重要な事業です。安全で効率的なトンネル建設と維持管理を実現するため、高度な技術と専門知識が求められています。
当社は、北海道新幹線のトンネル建設工事を施工中であり、道路トンネルの新設や補修工事など、地域の交通インフラ整備に貢献する重要な工事を手がけています。確かな技術力と豊富な経験を活かし、今後も安全で信頼性の高いトンネル工事に携わってまいります。
河川工事は、自然災害から人々の生活を守る極めて重要な社会基盤整備です。河川の上流部、中流部、下流部それぞれで異なる工事を行い、総合的な防災·減災対策を実施しています。
河川工事は主に「上流部工事」「中流部工事」「下流部工事」の3つの領域で構成されます。それぞれの地形や特性に応じて、最適な工法を選択し施工します。
上流部では、土砂災害を防ぐ砂防工事を行います。急峻な地形で起きやすい土石流や地すべりを抑えるため、砂防ダムの建設、斜面の安定化工事、地すべり防止工事を実施します。これにより土砂の流出を抑制し、下流域の安全を確保します。
中流部·下流部では、洪水対策と河川の流下能力を高める工事を行います。堤防の建設·拡幅、河道整正による河川断面積の確保、床止め工事による河床の安定化などが代表的です。また、洪水時に水を一時的に貯める遊水地も整備し、下流域への流量を調整します。
最近では、気候変動による豪雨の増加に対応するため、より高度な技術が導入されています。河川防災ステーションの整備、排水機場の増強、ICTを活用した水位監視システムなど、新たな技術を積極的に活用しています。
このように河川工事は、防災·減災だけでなく、河川環境の保全、水資源の管理、生態系の維持にも貢献する重要な事業です。自然と人間の調和を保ちながら、安全で持続可能な地域づくりを実現するため、高度な技術と専門知識が求められています。
当社は、北海道の各河川で数多くの工事実績を重ねてきました。河川改修工事·護岸工事·樋門樋管工事·災害復旧工事など、地域の安全と環境保全に貢献する重要な工事を手がけています。確かな技術力と豊富な経験を活かし、今後も安全で信頼性の高い河川工事に携わってまいります。
上下水道工事は、安全な水の供給と適切な汚水処理を行う重要な社会基盤整備です。「上水工事」と「下水工事」の二つから成り、私たちの生活環境と公衆衛生を支えています。
上水工事は、水源から各家庭の蛇口までの給水システムを整備します。主な工事として、取水施設、浄水場、配水池の建設、導·送·配水管の敷設があり、安全な飲料水の安定供給を実現します。
下水工事は、汚水や雨水を適切に処理するシステムを整備します。下水管の建設、マンホールの設置、ポンプ場や処理場の整備が主な工事です。地域特性に応じて、汚水と雨水を別々に処理する分流式か、一緒に処理する合流式を選択します。
施工では、開削工法、推進工法、シールド工法など、地形や地質に合わせた工法を使用します。特に都市部では、地下の既存設備や交通への影響を最小限に抑える技術が重要です。
最近では、管路の耐震化技術、省エネルギー型の処理設備、ICTを活用した維持管理システムなど、新たな技術を積極的に導入しています。また、環境負荷の低減にも配慮しています。
このように上下水道工事は、安全な水環境の確保と公衆衛生の向上に貢献する重要な事業です。安定したインフラ整備を実現するため、高度な技術と専門知識が求められています。
当社は、札幌市における水道新設工事や下水道新設工事、下水道施設の災害復旧工事、処分場の整備工事など、地域の水インフラ整備に貢献する重要な工事を手がけています。確かな技術力と豊富な経験を活かし、今後も安全で信頼性の高い上下水道工事に携わってまいります。
港湾工事は、海上輸送の拠点となる港湾施設を建設・整備する重要な社会基盤整備です。物流や経済活動を支える基盤として、欠かせない役割を担っています。
港湾工事は主に、港湾の開発・保全・利用を目的とした土木・建築工事を指します。その範囲は広範にわたり、各港湾の特性や利用目的に応じて、最適な工法を選択し施工しています。
具体的には、波や高潮から港内を守る防波堤・防潮堤などの外郭施設、船舶が接岸する岸壁・桟橋などの係留施設、船舶の安全な航行のための航路や泊地を整備する浚渫工事、港湾内の道路・橋梁などの臨港交通施設、さらには埋立工事や護岸工事など、多岐にわたる工事があります。
近年では、気候変動への対応や環境配慮が重視され、新たな設計基準の導入が進んでいます。ICTを活用した施工管理システム、ケーソン据付の自動制御技術、耐震・耐津波性能を高めた構造技術など、先進的な技術の導入が進められています。
港湾工事は、経済と物流を支え、漁業や地域の発展に貢献する重要な事業です。厳しい海洋環境下で安全かつ効率的な施工を実現するため、高度な技術と専門知識が求められています。
当社は近年、白老町にて離岸堤工事を手がけました。確かな技術力と豊富な経験を活かし、今後も安全で信頼性の高い港湾工事を提供してまいります。
管更生工事は、地下の老朽化した配管(上水道管、下水道管、ガス管など)を改善し、インフラの長寿命化と機能回復を図る重要な工事です。道路を掘り返さずに管を更新できる工法として、近年特に注目されています。
管更生工事は、管内調査による現状把握を行い、その結果に基づいて最適な工法を選択します。主な工法として「反転工法」「形成工法」「製管工法」があり、管の状態や用途に応じて施工します。
反転工法は、樹脂を含んだ更生材を管内に反転させながら挿入し、熱や紫外線で硬化させる工法です。形成工法は、柔軟な更生材を管内に引き込み、空気圧で拡張して管壁に密着させます。製管工法は、既設管内に新しい管を構築する工法です。
これらの工法は、道路掘削を最小限に抑え、工期短縮とコスト削減を実現します。また、交通への影響も少なく、環境負荷の低減にも貢献します。
最近では、高性能な更生材料の開発や、AIを活用した管内調査技術、施工管理システムなど、新たな技術を積極的に導入しています。
このように管更生工事は、地下インフラの維持管理を効率的に行う重要な事業です。安全で持続可能なインフラ整備を実現するため、高度な技術と専門知識が求められています。
当社は、管更生工事において調査から施工まで一括して行う数少ない企業として、北海道各地で大口径から小口径の取付管までの下水道管や函渠等の更生工事、補修·修繕·耐震補強など、さまざまな工法を用いて地域のインフラ整備に貢献する重要な工事を手がけています。確かな技術力と豊富な経験を活かし、今後も安全で信頼性の高い管更生工事に携わってまいります。
管路維持は、上下水道、ガス、通信などの地下埋設管の機能を保全し、安定したインフラ供給を実現する重要な保守管理業務です。社会インフラの健全性を確保し、事故を未然に防ぐ専門的作業として位置づけられています。
管路維持は「点検」「診断」「補修」の3つの工程で構成されます。これらを計画的かつ継続的に実施することで、管路の長寿命化と安定した機能維持を図ります。
点検工程では、非破壊検査や高度なカメラ調査技術を使い、管路内部を詳しく調べます。管内カメラ調査、音波探傷検査、電磁波レーダー探査など、最新技術で目視では見つけにくい損傷や劣化を発見します。
診断工程では、点検結果から管路の劣化状況や損傷の程度を評価します。腐食、ひび割れ、変形、継手部の緩みなどを分析し、最適な対策を検討します。AIを活用した劣化予測システムも導入し、より正確な診断を実現しています。
最近では、ドローンやロボットを活用した調査技術、リアルタイムモニタリングシステム、データベースを活用した維持管理システムなど、新たな技術を積極的に導入しています。
このように管路維持は、地下インフラの安全性と信頼性を確保する重要な事業です。予防保全型の維持管理を実現するため、高度な技術と専門知識が求められています。
当社は、札幌市における下水道管路維持で多くの路線を持ち、日常点検や定期的な調査診断、24時間体制での緊急対応や計画的な維持管理など、地域のインフラ整備に貢献する重要な業務を手がけています。確かな技術力と豊富な経験を活かし、今後も安全で信頼性の高い管路維持に携わってまいります。
除雪は、積雪地域の道路交通の安全性と円滑性を確保する重要な社会インフラ維持作業です。特に北海道や東北地方の寒冷地域で、冬期の交通網を保全し、住民の生活と経済活動を支える不可欠な公共サービスです。
除雪作業は「道路除雪」「歩道除雪」「雪堆積場管理」の3つで構成されます。それぞれの地域特性や気象条件に応じて、効率的な除雪計画を立案し実施します。
道路除雪は、国道、道道、市町村道などの車道を対象とします。大型のロータリー除雪車、グレーダー、ダンプトラックなど、様々な専用車両を使用し、道路の幅や交通量、地形に応じた最適な方法で除雪を行います。
歩道除雪は、歩行者の安全な通行を確保するため、小型除雪機や人力作業で丁寧に行います。また、雪堆積場では、運び込まれた雪の受入れから融雪処理まで、環境に配慮した効率的な管理運営を行っています。
最近では、GPSを活用した除雪車両の運行管理やAIによる除雪計画の最適化、気象予測システムとの連携など、新たな技術を積極的に導入しています。
このように除雪は、冬期の安全な生活環境を維持する重要な事業です。24時間体制での迅速な対応と効率的な作業管理が求められています。
当社は、札幌市の幹線道路や生活道路の除雪作業、雪堆積場の管理運営など、冬期の道路交通確保に貢献する重要な業務を数多く手がけています。熟練したオペレーターと豊富な雪処理のノウハウを活かし、今後も安全で信頼性の高い除雪事業に携わってまいります。