- 入社年
- 2017年入社
- 出身校及び学部
- 国際文化学部地域創造学科
- 現在の所属部署
- 維持部
- 保有資格
- 下水道管路管理専門技師 調査部門 建設ディレクター
- 趣味・特技
- キャンプ
休日の過ごし方と仕事とのバランス
平日はデスクワークを中心に正確さと集中力が求められるため、休日はキャンプなど屋外で過ごす時間を大切にしています。自然の中でゆっくりと過ごすことで、頭と気持ちが整理され、日常とは異なるリズムを取り戻すことができます。
こうした時間があることで、仕事に戻った際も落ち着いて業務に向き合うことができ、資料作成や調整業務にも丁寧に取り組めています。道興建設では、家庭の状況に応じた働き方を認める風土があり、自分の生活リズムを保ちながら安心して働ける環境だと感じています。
維持部建設ディレクターの一日
出勤
その日の業務スケジュールと優先順位を確認します。メールやシステムの確認を行い、緊急案件や重要な連絡事項がないかをチェックし、一日の業務に向けた準備を整えます
打合せ(当日の業務内容確認・各業務の進捗報告)
チームメンバーと当日の業務内容と各プロジェクトの進捗状況を共有します。前日からの変更点や新たな課題を確認し、業務の優先順位を調整して効率的な作業分担を決定します。チーム全体の連携を図る重要な時間です。
業務開始(写真や動画データの整理・施工記録の電子化など)
現場の写真や動画データの整理・分類を行い、施工記録のデジタル化作業を進めます。品質管理や進捗管理に必要な資料を体系的に整理し、データベースに登録します。正確な記録管理により、プロジェクトの品質向上と効率化を支える基盤作業です。
リフレッシュタイム(15分)
短時間の休憩を取り、集中力をリセットします。軽いストレッチや目の疲れを和らげるケアを行う貴重な時間です。
昼休憩
食事と休息を取り、同僚との情報交換や業務以外の話題でリラックスします。
業務再開(CAD製図・報告書作成・管理書類の作成と更新など)
設計図面の作成や修正、各種報告書や管理書類の作成・更新を行い、関係者への情報提供と記録保存を行います。技術的な専門知識を活かした、品質の高い成果物を作成する重要な業務です。
アクティブブレイク(15分)
軽い運動や深呼吸、首や肩のマッサージを行い、デスクワークで凝った身体をケアします。心身のバランスを整え、コンディションを整える有効な時間です。
維持部ミーティング(社内調整・情報共有など)
維持部全体でのミーティングを行い、各プロジェクトの状況報告と課題の共有を行います。部署間の調整事項や情報を共有し、今後の業務について検討します。チーム全体の連携を深める重要な機会です。
退勤
今日の業務を振り返り、達成感を味わいながら翌日に向けた準備を行います。未完了の業務は適切に整理し、気持ちよく一日を終えることを大切にしています。
維持部での業務内容と、この仕事にやりがいを感じる瞬間について教えてください。
維持部では主に下水道施設の点検・調査業務に関わる写真整理や調査書類の作成を担当しています。子育てをしながらでも、デスクワークが中心なので無理なく続けられる環境です。
私たちの仕事は、重要なインフラの維持管理に関わり、市民の生活の安全・安心を支えています。自分が作成した書類で作業が開始される時や、完成書類を提出する際にやりがいを感じます。特に、調査結果が実際の補修工事につながり、子どもたちの未来のためにも安全な地域づくりに貢献できていると思うと、母親としても大きな達成感があります。また、チーム内での情報共有や報告書作成を通じて、技術的な知識が日々増えていくのも、この仕事の面白さだと感じています。
入社後に新たに取得した資格や技術があれば教えてください。また、日頃からスキルアップのために心がけていることはありますか?
会社の充実した資格取得支援制度を活用して下水道管路管理専門技士の調査部門の資格と建設ディレクターの資格を取得しました。業務時間内に学習時間を確保できる環境があったことが大きな助けになりました。
スキルアップのために心がけていることは、わからない事をそのままにせず、すぐに調べるようにしていることです。小さな疑問も解決する習慣が正確な仕事につながると感じています。
また、効率よく学ぶために、社内の先輩技術者からもアドバイスをいただきながら、メリハリをつけて業務と学習に取り組んでいます。
お客様や協力会社の方から感謝の言葉をいただいたり、信頼関係を築けたと感じた経験はありますか?
私が作成した調査報告書について、お客様から『非常にわかりやすくまとめられている』と評価いただいたことがあります。いつも心がけている「相手の立場に立って考える」が、わかりやすい資料作成にも活かされていると感じています。
上司から『君の資料のおかげで打ち合わせがスムーズに進んだ』と言われたり、現場チームのリーダーから『西川さんの資料は正確で信頼できる』と評価されたりすることが、日々の細かな作業へのモチベーションになっています。
入社してから職場環境や働き方で改善されたと感じることはありますか?
社内の雰囲気がより開放的になったと感じています。特に、子育て中の社員への配慮が増え、フレックスタイム制の導入により、保育園の送り迎えなどの家庭の事情を考慮した働き方が制度として正式に認められるようになり、遠慮なく必要な時間に休暇を取得できるようになりました。
また、デジタル化が進み、急な子どもの発熱などで在宅勤務が必要になった時も、現場と事務所間の情報共有がスムーズにできるようになりました。社員同士のコミュニケーションも活発になり、より働きやすい環境が整ってきていると感じます。
維持部での業務で特に印象に残っている仕事や、達成感を感じたプロジェクトはありますか?
特に印象に残っているのは、市内の下水管の大規模調査です。期限が迫る中、短期間で広範囲の調査を完了させるため、チーム全体で綿密な計画を立て、効率的に業務を進めました。予想外のトラブルもありましたが、部署を超えた連携で乗り越え、期限内に高品質な報告書を納品できたときは本当に嬉しかったです。
日頃から心がけている「先を見据えた準備」や「臨機応変な対応力」が実際の業務で活かせたと実感できた瞬間でした。チームワークの大切さと、一人ひとりの専門性が組み合わさることで大きな成果につながることを学んだプロジェクトでした。
仕事と家庭の両立で工夫されていることや、会社のサポート体制や職場の理解で助かっていることはありますか?
出産・育児等で急な休みや早退にも柔軟に対応してもらえているので、とても感謝しています。子どもの発熱や学校行事など、予定外の対応が必要な時も、チームの皆さんが快く業務をカバーしてくれます。
道興建設では、子育て中の社員への理解が深く、時短勤務や看護休暇の取得にも全く抵抗がありません。テレワークの導入により、子どもの長期休みなどの際も自宅で業務を進められる環境が整備されたことで、育児との両立がしやすくなりました。
特に助かっているのは、上司が「子どもが小さいうちは家庭を優先して」と常に声をかけてくれることです。この安心感があるからこそ、仕事にも前向きに取り組めています。
道興建設では、一人ひとりの個性や強みを活かせる職場だと感じますか?具体的なエピソードがあれば教えてください。
私は自分のやり方や考え方にこだわりがある方ですが、上司の方々が温かく見守ってくれているので安心して仕事に取り組めています。特に私の「時間の使い方の工夫」や「効率的な業務進行」を認めてもらえたことが励みになっています。
道興建設の魅力は、多様なバックグラウンドを持つ社員の個性を尊重し、それぞれの強みを最大限に活かせる環境があることです。業務改善のアイデアを提案した際も、しっかりと耳を傾けてもらえ、実際に取り入れてもらえることがあります。また、社員同士で情報交換する機会も大切にされており、業務のコツを共有し合える文化があることも心強いです。自分の考えや提案を尊重してもらえる環境は、仕事へのモチベーションにもつながっています。
建設業界で働くことを検討している女性に、どのようなアドバイスやメッセージをお願いします。
近年、建設業界は多様な人材を受け入れる環境が整ってきています。力仕事や外での作業というイメージがありますが、実際にはカメラ調査や書類作成など、様々な業務があり、男性社会というイメージとは異なり協力的な雰囲気で働きやすいです。
道興建設では、ワークライフバランスを重視する制度が充実しており、個人の事情にも柔軟に対応してもらえます。女性ならではの視点が活かされる場面も多く、自分の仕事が役立っていると実感できます。
建設業界には、事務職、CADオペレーター、現場監督、調査・点検、営業など多様な職種があります。自分の得意なことや興味に合わせて働き方を選べるので、ぜひ検討されてみてはいかがでしょうか。