当社の歩み

当社の歩み

1975年の創立以来、私たち道興建設は地域の皆さまに支えられながら、インフラ整備に尽力してきました。
時代の変化に柔軟に対応しつつ創業期の苦難や挑戦の連続を乗り越え、未来を見据えた歩みを続けています。

1975

道工建設株式会社 設立

舗装工事を主力にしていた道路工業は、一般土木工事の受注拡大を図るため、土木部門を分離し「道工建設株式会社」を資本金2500万円で設立した。

当時は第1次オイルショックを経て、高度経済成長期が幕を閉じ、経済が混乱する中での船出となった。また、分離したものの当初は道路工業の一室を間借りし、技術者もほとんどが出向者で賄うこととなり、苦労の連続だった。

1981

未来への一歩
社名を道興建設株式会社に変更

設立当初から道路工業の中田良孝社長が初代社長を兼務する形であったが、営業力の強化と体制の整備のため、道工建設の専務を務めていた道庁出身の山田氏を2代目社長として昇格。また、社名を道興建設株式会社へと変更しさらなる受注拡大へ一歩を進めていった。

1983

道興の 中田利幸氏社長就任

山田社長が退任し、中田利幸社長が3代目社長に就任。中田社長は施工体制の脆弱さに危機感を抱き、力量のある技術者を他社からヘッドハンティングし陣容を整えた。また同時期、現本社別棟となる南区川沿に道興建設株式会社札幌工事事務所を移転。

1985

管路事業への参入
本州大手企業への出向

当時札幌市では、市勢の拡大に併せて昭和40年代から50年代に集中的な管路の布設等整備が進められていた。管路維持の需要拡大が見込まれ、特殊車両であるテレビカメラ車を購入するチャンスが訪れたこともあり、管路事業へ参入。技術取得のため本州大手企業へと出向し下水道管路維持のノウハウを取得し、のちの事業拡大の布石となった。

1994

資本金4,000万円へ増資

2000

高水準な品質へ ISO9001認証取得

登録範囲「土木構造物の施工及び下水道管路維持」にて認証を受ける。
当時建設会社として認証取得する会社は珍しくなかったが、下水道管路維持部門での初めての認証であり社内外より高評価を得る。

2002

株式会社加茂組と合併
道興加茂株式会社に社名を変更
資本金5,000万円へ増資

経常共同企業体などで20年来の親交があった加茂組との合併。当時の日本では、企業の譲渡や統合に対して「身売り」「乗っ取り」といったネガティブな印象が根強く、M&Aはまだ一般的とは言えない時代だった。そのような風潮のなか、関係者間で丁寧に協議を重ね、慎重に準備を進めながら合併を実現。この決断は、互いの強みを活かし合い、より強固な組織基盤を築くためのものであり、今の当社の成長の礎となっている。

2009

ISO14001認証取得

2015

原点回帰
道興建設株式会社へ社名変更

合併から13年、そして創立40周年という節目を迎えるにあたり、社名を「道興建設」へと改めた。創業の原点に立ち返るという強い思いを込め、新たな一歩を踏み出す決意の表れでもある。

2016

業務環境改善と強化
資本金8,000万円に増資
社屋を移転

業容の拡大とともに、本社を現在の住所にある新社屋へ移転。より良い業務環境の整備と地域とのつながりの強化を図った。

2021

変化する時代への対応
中田将博氏5代目社長就任

創業の精神を継承しつつ、新たな時代に向けた舵取りを担う体制となった。

現在に至る