学びを現場で成果に変える、次代の施工管理エンジニア

社員インタビュー

学びを現場で成果に変える、次代の施工管理エンジニア

見上
工事部 係員 見上 さん
入社年
2023年入社
出身校及び学部
普通科
現在の所属部署
工事部
保有資格
なし
趣味・特技
野球観戦

休日の過ごし方と仕事とのバランス

妻・子供との時間を大切にし、休日はピクニックや野球観戦などで充実した時間を過ごしています。道興建設は週休二日制と有給休暇の取得を推奨しており、昨夏には有給を組み合わせて長期旅行もできました。
休日出勤時も代休や残業手当が保証されているため、仕事と私生活のバランスを保ちながらメリハリのある働き方ができています。

工事部技術職(入社2年目)の一日

8:00

出勤・作業所安全確認

現場到着後、安全設備の点検と危険箇所の確認を実施します。日々経験を積み重ね、先輩の指導を受けながら現場での安全管理を学んでいます。

8:30

朝礼(安全指示・作業計画共有)

現場に関わる全メンバーが集合し、先輩から当日の作業内容と危険ポイントなどの説明を受けます。天候や周辺状況などの現場環境を加味し、具体的な安全対策と作業手順を全員で確認します。

8:45

作業所ミーティング(職長・作業員との打合せ)

職長や作業員の方々と具体的な作業内容について打合せを行います。質問や確認を行い、作業の段取りや注意点を理解したうえで現場業務を開始します。

9:00

作業開始・施工管理業務(午前)

高品質な施工を実現するため、トータルステーション、レベル、GPS測量機を使って設計図どおりの平面位置、高さ、勾配、幅員を正確に測定し、許容規格値内での施工管理を徹底して行います。

12:00

昼休憩

現場事務所や休憩所でしっかり食事と休息をとり、心身をリフレッシュします。

13:00

打合せ(進捗・午後業務確認)

進捗状況や午後の作業内容を、先輩や職長、協力会社と一緒に検討し、午前中に発生した課題や現場の変化を共有します。その日の残りの工程と翌日以降の段取りを細かく調整し、打合せ記録を作成して関係者に配布します。

13:15

作業開始・施工管理業務(午後)

施工の品質確認として、測量機を使って施工した道路の出来形を検査し、各種試験を実施します。設計図との適合性を検証するとともに、記録写真を撮影します。

16:30

業務内容整理・振り返り

先輩に一日の作業報告と翌日の準備について相談し、記録作業と報告書の作成を行います。現場での気づきや改善点を整理し、今日の成果と課題を明確にします。先輩からのフィードバックを受け、翌日以降の業務に向けた改善点を把握する時間です。

17:00

退勤(業務状況により18:00まで)

業務の振り返りを完了し、翌日の準備を整えてから退勤します。業務の状況に応じて柔軟に対応し、必要な場合は18:00まで残業して学習を深めます。毎日の経験を活かしながら、オンとオフをしっかり切り替え、心身のリフレッシュも大切にしています。

Q.

学生時代と実際の建設現場のギャップはありましたか?
最初に驚いたことや戸惑ったことを教えてください。

学生時代はアルバイトとして建設業に関わっていましたが、実際に道興建設の正社員として現場に立つと、その責任の重さと仕事の奥深さに驚きました。入社当初は測量機器の操作や専門用語、現場での迅速な判断に戸惑い、特に地域住民との調整場面ではコミュニケーションの重要性を痛感しました。

しかし、先輩方が一つひとつ丁寧に指導してくださり、分からないことも気軽に質問できる環境があったため、徐々に自信がついていきました。こうした困難を乗り越える経験が自分を成長させる糧となり、今では学生時代には想像もしていなかった充実感を得ています。特に印象的だったのは、道路工事が地域の方々の生活に直結していることを実感したときです。工事の進捗や完成が地域の安全や利便性に貢献していると思うと、やりがいを強く感じました。日々の仕事が目に見える形で社会に残るという点は、この業界の大きな魅力だと思います。

Q.

入社2年目として、現在どのような工事に携わっていますか?最近覚えた技術や使えるようになった機械があれば教えてください。

現在は札幌市の中心部で道路の改良工事を担当しています。市街地での工事は常に周辺住民や商業施設との調整が必要なため、コミュニケーション能力も求められます。工事内容や進捗状況を分かりやすく説明し、地域の方々の協力を得ながら進めることの重要性を日々実感しています。
技術面では、最近トータルステーション(TS)を活用した測量システムを使えるようになりました。このシステムは測量ポイントを正確に特定できるため、従来の方法と比べて作業の効率化と精度向上に役立っています。入社当初は先輩の補助的な役割でしたが、今では自分で機器を設置し、データ作成まで一連の作業を任せてもらえるようになりました。特に印象的だったのは、初めて自分が測量した数値をもとに施工が進み、計画通りの仕上がりになったときの達成感です。道興建設では経験を積むごとに任される範囲が広がり、責任とともに仕事の喜びも大きくなっていくことを日々感じています。

Q.

現場で失敗したり、うまくいかなかった時、先輩方はどのようにフォローしてくれますか?

現場では失敗することもありますが、道興建設の先輩方は決して責めることなく、「次に活かせばいい」と前向きな助言をくださいます。このような姿勢のおかげで、萎縮せずに新しい業務に挑戦できる環境があります。

例えば、初めて任された近隣住民への工事説明で上手く伝えられなかった時は、先輩が「最初から完璧な説明ができる人はいない」と励まし、次回に向けて実際の現場で説明のロールプレイングを行ってくれました。また、測量作業でミスをした際には、なぜ間違えたのかを一緒に検証し、再発防止のためのチェックポイントを教えてくれました。

先輩方は自分たちの経験から学んだことを惜しみなく共有してくれるので、同じ失敗を繰り返さずに成長できる環境です。こうした支えがあるからこそ、新しい業務にも自信を持って取り組めています。

Q.

同世代の友人と比べて、建設業界で働くことの面白さや自慢できることはありますか?

他の業界で働く同世代と比べて、私たち建設業界の最大の魅力は、実際に形として残る社会インフラを作る仕事に携わっていることです。特に工事が完成した時の達成感は何物にも代えがたいものがあります。新設の国道が開通した時は本当に感動しました。自分たちの手で地図に残る構造物を作り上げる喜びは、他の業種では味わえない特別なものだと思います。

現場管理の仕事は、安全管理、出来形管理、品質管理、工程管理など重要な業務がたくさんあり、責任重大ですが、その分やりがいも大きいです。多くの関係者と協力して一つのプロジェクトを完成させる経験ができるため、マネジメント力が自然と身につきます。入社2年目ながら工事の現場監督補佐として現場管理の一部を任されるなど、早くから実践的な経験を積むことができています。

Q.

将来取得したい資格や、3年後になりたい技術者像があれば教えてください。

3年を目途に会社の資格取得支援制度を活用しながら、1級土木施工管理技士の資格取得を第一目標に日々勉強に取り組んでいます。効率的な学習と実務経験の蓄積を通じて、確実に資格を取得したいと考えています。その上で自分の経験や知識を生かし、「彼がいれば安心して現場を任せられる」と思われる技術者になりたいと思います。そしてこの恵まれた環境を活かして、伝統的な技術と最新のICT技術の両方に精通した次世代の技術者として成長していきたいと思います。

Q.

2年間で最も成長を実感した経験や身についたスキルは何ですか?また、建設業界に興味がある学生や、新卒・転職での就職を考えている同世代の方に、メッセージをお願いします。

測量業務から始まり、様々な業務で各現場条件が違っています。現場環境に合わせた最適解を見出して作業することができてきました。道興建設ではとても優秀で、優しい先輩たちが新入社員をサポートしてくれます。新しいことに挑戦し、失敗して学ぶ。そんな環境がしっかり整っていることにとても感謝しています。

私は学生時代、土木はもとより建設業に就くような学部を選択しておらず、何も知らないところからのスタートでしたが、会社や先輩方からの厚いサポートがあり、少しずつ建設業界にも慣れ楽しく仕事をしています。何も知らなくても問題ありません。きっと周りの方々が力になってくれます。少しでも興味があるのであれば建設業界で働いてみてください。

Q.

建設業界に興味がある学生や、新卒・転職での就職を考えている同世代の方に、メッセージをお願いします。

私は学生時代、土木はもとより建設業に就くような学部を選択しておらず、何も知らないところからのスタートでしたが、会社や先輩方からの厚いサポートがあり、少しずつ建設業界にも慣れ楽しく仕事をしています。何も知らなくても問題ありません。きっと周りの方々が力になってくれます。少しでも興味があるのであれば建設業界で働いてみてください。